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ポリフェノール(フラボノイド)の働き(1)

@キレート作用(デトックス)

鉄や銅は血液中で蛋白質に結合しないでフリーの状態にあるときは、強力なフリーラジカル(活性酸素種)を生み出します。試験管レベルの実験では、ポリフェノール(フラボノイド)がフリーの状態にある鉄・銅をキレート(結合)することによって、フリーラジカルを消去することが示されています。

Interactions of flavonoids with iron and copper ions: a mechanism for their antioxidant activity. Free Radic Res. 2002;36(11):1199-1208.
On the ability of four flavonoids, baicilein, luteolin, naringenin, and quercetin, to suppress the Fenton reaction of the iron-ATP complex. Biometals. 2000;13(1):77-83.

そして生体内でも同じような働きをしているのかどうかについて現在調べられています。


A細胞のシグナル伝達作用
(癌などの細胞増殖・成長因子、慢性炎症を起こす炎症因子抑制)

ポリフェノール(フラボノイド)の抗酸化力はそのものが持っている力ではなく、私たちの細胞に作用して抗酸化物質をはじめとした保護物質を作っていることが関与していると報告されています。ポリフェノール(フラボノイド)が少量であっても、またはその抗酸化力が消失しても、細胞のシグナル伝達作用があると報告されています。

Flavonoids: antioxidants or signalling molecules? Free Radic Biol Med. 2004;36(7):838-849.
Modulation of pro-survival Akt/protein kinase B and ERK1/2 signaling cascades by quercetin and its in vivo metabolites underlie their action on neuronal viability. J Biol Chem. 2003;278(37):34783-34793. Contrasting influences of glucuronidation and O-methylation of epicatechin on hydrogen peroxide-induced cell death in neurons and fibroblasts. Free Radic Biol Med. 2001;31(9):1139-1146.

特に、ポリフェノール(フラボノイド)は癌などの細胞増殖・成長因子、慢性炎症を起こす炎症因子を抑えるシグナル伝達作用があると考えられています。

Effects of tea polyphenols on signal transduction pathways related to cancer chemoprevention. Mutat Res. 2004;555(1-2):3-19.
Mechanisms of cancer prevention by tea constituents. J Nutr. 2003;133(10):3262S-3267S.

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