食べたい物を求めていたら・・・
店頭に並ぶ野菜をみながら「低農薬」「減農薬」と表示されています。農薬使用量に対しての「低い」「減らす」の定義はどのくらいなんだろう。と疑問を持ち「安心」できる野菜について調べていたところ、元田さんにお会いすることができました。「自分が食べたいと思っていたものを追いかけたら自然栽培になった。肥料も農薬も使わず、何かにも頼らない。全ての基本は自然の中にある。」と熱く語る元田さんに同感です。
元田さんの信念
自然界は、寸分狂い無く、生きとしいける全ての生き物を、調和・繁栄に導いています。
この自然の動態・形態の中にこそ、人間が謙虚に学ぶべき仕組みがあり、この仕組みを農業技術として応用・開発することこそ、農業の本質と考えます。自然尊重・自然規範・自然順応を基本理念とし、自然界の偉大なるちからによって作物を栽培いたします。
自然界の土作りに習い、土本来の偉力を最大限に発揮することで作物を生産し、農業の永遠の繁栄を目的とするものであります。農家の取り組みの大きな柱は、土と種子、そして農家の心をよりピュア(純粋)に純度高くすることです。
土の純度化とは残留の肥料・農薬等化学合成物質を一刻も早く取り除く事クリーニングクロップとしてのイネ科植物を積極的に導入し、また深く耕すことで一層浄化促進させるなど畑で使用する機械も工夫を重ねます。
種子も自然農法でできたものを親として種を取る、といった自家採種(自然種子)の取り組みもすすめ、予想通りの成果を見せています。
そして最後の決めてとなるのは耕作する農家の心です。肥料や農薬で誤魔化せる農業ではないので農家の心がそのまま形に現れのがこの自然農法であると考えております。
農業による水の汚染について、特に農薬だけでなく、化学であろうと有機であろうと肥料として持ち込まれる窒素そのものが水質汚染の元凶と言われるい今、農地と飲み水、つまり地球環境を真に守れるのは自然農法しかないと誇りを持って精進しております。
元田さんの自然栽培をご紹介
2007年3月8日減農薬の苺です。無農薬では絶対に無理だといわれる苺を自然栽培で挑戦!
まずはピンセットで種を採取。
かなり大変!
3月13日種まき
5月1日鉢上げ
立派に成長してます。
10月8日いよいよ定植です。
2月5日花を発見。1年近く経過しました。
4月1日実を発見。すごい!
4月16日苺の実を発見。やったー!できたぞ!全く肥料も農薬も他の何も使わないでもイチゴは出来るのだ!これからこのイチゴを量産できるようにしたいのだ。種からやるのはたいへんだけどここまでくれば苗として増やせるだろう。凄いな〜〜
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