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農薬曝露で小児の多動症リスク上昇、最大で1.93倍に

小児が有機リン酸系農薬に曝露することで、注意欠陥多動性障害(ADHD)リスクが上昇することを、米ハーバード公衆衛生大学院およびカナダ・モ ントリオール大学が発表しました(Pediatrics,5月17日オンライン版)。米国で通常に摂取されているような濃度でも、ADHDリスクが最大で1.93倍になったといいます。

2000〜04年の米国民保健栄養調査(NHANES)データから8〜15歳の小児1、139人を抽出。有機リン酸系農 薬の代謝物であるジアルキルリン酸(6種類)の尿中濃度とADHDの関連を調査しました。対象者の親に電話インタビューしたところ、119例がADHD診断基 準を満たしており、29例がADHD診断基準を満たしていないものの、過去1年間で定期的にADHD治療薬を服用していました。

尿検査を行ったところ、93.8%の小児から1つ以上のジアルキルリン酸を検出。ジアルキルリン酸濃度の上昇は全体的にADHDリスクを高めました。なかでもジメチルアルキルリン酸の濃度が10倍増加するごとにADHDリスクが1.55倍(95%CI 1.14〜2.10)上昇することがわかりました。さらに、最も多く認められたジメチルチオリン酸の濃度が中央値より高い小児のADHDリスクは、同物質が検出されなかった小児に比べて1.93倍(95%CI 1.23〜3.02)高いことが明らかになりました。



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