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大腸がんリスク:全粒穀物の摂取で低下

食物繊維を多く含む食物,特に穀類あるいは全粒穀物の摂取は大腸がんリスクの低下に関連していたという結果が論文報告されました(BMJ(2011; 343: d6617)。

食物繊維あるいは全粒穀物の摂取が心血管疾患の予防に有益であることは知られていました。今回の研究結果は,繊維質,特に穀類あるいは全粒穀物を豊富に摂取すると大腸がんの予防には有益であるということを示唆しています。全粒穀物食品には全粒粉のパンやシリアル,オートミール,玄米,ポリッジ(オートミールなどを水や牛乳で煮たかゆ)などが含まれます。

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→今回,世界がん研究基金(WCRF,ロンドン)/米国がん研究所(AICR,ワシントン)のContinuous Update Project(CUP)の一環として,食物繊維および全粒穀物の摂取と大腸がんリスクとの関連性について検討するため,システマチックレビューとメタアナリシスを行った。

対象は,前向きコホート研究およびコホート内症例対照研究(nested case-control study)計25件。対象者数は計200万人に及んだ。

その結果,全体的な大腸がんリスクの低下度は小さいものの,食物繊維の摂取量に応じたリスク低下が認められた。用量依存性について16件の研究データを解析したところ,食物繊維の総摂取量が10g/日増加するごとに,大腸がんリスクは10%低下した。また,全粒穀物を3サービング(90g /日に相当)摂取することは,同リスクの20%低下と関連することも分かった。

果物または野菜の繊維質と大腸がんリスクとの間には有意な関連性は認められなかった。ただしこれまでに,果物と野菜の多量摂取による大腸がんリスクの低下を示した研究も報告されており,今回の解析結果には果物や野菜の繊維質以外の要因が影響した可能性もあるとの見解を示している。



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