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緑茶ポリフェノールとビタミンDは慢性炎症による骨に保護的に働く

慢性炎症モデルのマウスで緑茶ポリフェノールとビタミンDは骨に保護的に働くことが報告されました(Journal of Nutritional Biochemistry. 2010 Oct 29 (in press))。

関節リウマチ、SLE、ガンなどの全身の慢性炎症では、フリーラジカルの産生および炎症性サイトカインの働きで全身の骨がもろくなることが分かっています。

ビタミンDは、日光浴で活性型になるとカルシウムとリンの血中濃度を上げ、骨を丈夫にする働きがあります。実はそれ以上にビタミンDは全身の細胞(脳から骨まで)に受容体(レセプター)があり、免疫系に非常に大きな影響を与えます。

インフルエンザ感染などや慢性炎症疾患に対して効果を持ち、ガン細胞のコントロール効果も800以上の医学論文ですでに報告されています。

一方の緑茶ポリフェノール(カテキン)は、抗酸化作用をもち、IL−6、サイクロオキシゲネースー2(Cox-2)という炎症性物質をブロックすることで骨の溶解を防ぎます。そのほか、全身の慢性炎症疾患(リウマチ性疾患、膠原病)、認知症、高脂血症、自己免疫疾患、ガンなどで多数の医学論文が出ています。

論文の詳細はコチラ

→緑茶を含まないものと0.5%、w/v 緑茶を含んだものにビタミンDを含んでいないもの、0.05 μg/kg ビタミンDの摂取を1週間に5回行ったものを掛け合わせた4つのグル―プに分けて、12週間実験を慢性炎症モデル(骨そしょう症:微小な骨折をもつ)のマウスで行った。

脛骨と大腿骨の微小骨折と強度を計測した。また炎症性サイトカインの代表であるTNF-αの発現を免疫組織学的に調べた。その結果、緑茶をおよびビタミンDの両方が、マウスの病的骨折を回復させ、骨(脛骨)に発現しているTNF-αの低下を認めた。TNF-αを低下させることで、骨に対する炎症反応を抑える機序を推定している。



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